コンビニバイトの取説

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コンビニの深夜バイトまとめ【仕事内容・女性・初めて・主婦】

24時間営業のコンビニには「早朝」「朝」「昼」「夜」「深夜」の勤務時間帯があり、自分の生活スタイルに合わせたシフトで働くことが可能です。

ここではコンビニの深夜バイトについて私の体験談を踏まえ、経験者だからこそ知る深夜バイトの実態についてまとめました。

バイト選びの参考になれば幸いです。

女性や主婦が深夜のコンビニバイトはおすすめしない理由【一人】

深夜のコンビニバイトは、基本的には女性や主婦の方でも働く事は可能です。

実際、深夜にコンビニを訪れた際、女性店員をお見かけした人もいるのではないでしょうか。しかし、深夜の時間帯は男性店員の方が圧倒的に多く、女性や主婦が働くことはあまりおすすめできないのが現状です。

理由1.安全面が心配

最大の難点は、安全面が心配ということです。

深夜にコンビニを訪れるお客さんは、基本的には普通の人ばかりですが、日中に比べると酔っぱらった人や柄の悪い人が多いのも事実です。女性店員だけしかいないと絡まれる可能性も高くなりますし、恐い人が来ないか不安になることもあります。

また、強盗側からしたら、男性店員より女性店員がいるお店を狙う可能性も高いかもしれません。

このように深夜バイトの時間帯は安全面で不安に思う人も多いため、実際に女性店員が少ないのかもしれませんね。

理由2.肉体労働が大変

深夜には「雑誌の納品」「食料品の納品」「ホットフライヤーの掃除」などの肉体労働があるため、女性1人で作業するには大変です。

ただ、深夜の時間帯は、お客さんがほとんどいなくて作業量もそれほど多くありません。仕事内容も簡単なので、空き時間も多くなり楽な時間帯と言えるでしょう。

高校生は深夜のコンビニバイトは可能?

結論から言うと不可能です。

高校生以下の人は、労働基準法の規定により22時以降の勤務ができないことになっています。

楽?きつい?初めてでも大丈夫!深夜のコンビニバイトの仕事内容

深夜のコンビニバイトには、当然楽なこともきついこともありますが、正直誰にでもできる仕事内容になっています。初めての人でも十分に時間を持て余すと思いますし、日中の忙しい時間よりは落ち着いて仕事を覚えることができます。

ここでは、深夜バイトの仕事内容についてまとめました。

深夜とその他の仕事内容の違い

深夜とその他の時間帯では、仕事内容に大きな違いはありません。

具体的な仕事内容は、次のとおりです。

仕事内容1.レジ作業

お客さんがほとんど来ないため、日中に比べてレジ作業は格段に楽になるでしょう。

私が働いていたお店(ファミマ)では、お客さんがいないときにはバックヤ ードで椅子に座って休憩できました。部屋の中には監視モニターが設置してありますので、お客さんがレジに来れば一目でわかるので、すぐに対応が可能です。

仕事内容2.商品の検品、陳列

深夜の時間帯には「食料品、飲料」と「雑誌」の納品があります。

宅配業者より納品されると、商品を検品し陳列する作業がありますが、1時間もすれば完了してしまう量です。

深夜の長い勤務時間の中でこれだけの商品しか納品されず、お客さんもほとんどいないので、作業自体はすぐに終わってしまうでしょう。

仕事内容3.店内や調理器具の掃除

深夜の時間帯には、日中に作業することが困難な「店内掃除」や「ホットフライヤー等の調理器具の掃除」があります。

店内掃除は「商品棚のゴミ掃除」と「床清掃」です。床清掃は、モップで水拭きした後に専用の機械でワックスがけをします。実は業者ではなく、店員がやっているんですね。特に難しい作業ではなく、30分もあれば終わります。

調理器具の掃除は、一般家庭の食器洗いと特に大きな違いはなく「洗剤でこすって洗う」だけです。ただし、油の量が多いため、汚れがなかなか落ちません。調理器具も「ホットフライヤー」「おでん」「揚げ物の陳列棚」があり、意外と大変な作業です。

ただし、お客さんがいない時間帯に集中して作業ができるので、1時間程度で終わります。

深夜のコンビニバイトの時間【シフト】

PM22:00〜AM5:00までに設定しているお店が多いと思います。

AM5:00になると早朝バイトの人が出勤するので、仕事の引継ぎをして交代となります。

ただし、早朝バイトの人が寝坊してこないとお店に誰もいなくなってしまうので、早朝バイトの人が来るまではそのまま残ることになります。

私も実際に何回か経験したことがありますが、もし早朝バイトの人が寝坊しても責めないように心掛けましょう。良好な関係を築くことがバイトにおいて大切なことです。

深夜のコンビニバイトの時給

深夜の時間帯は、深夜手当を含んだ時給になるため、日中よりも25%程度高くなります。

しかも、働く時間が長いので一回に入ってくる金額も高くなります。実際に、深夜バイトに週3回程度勤務するだけでも、月に10万円程度稼ぐことができました。

深夜のコンビニバイトのメリットデメリット

メリット1.自由が多く精神的に楽

良くも悪くも店員が自分1人であるため、周りの人に気を使うことなく自由に仕事ができます。仕事に慣れさえすれば、要領よく仕事を終わらせることができ、バックヤードで休憩する時間も多くとれます。

メリット2.廃棄がもらえる

弁当などの食料品は消費期限が短いため、深夜の時間帯になるとたくさんの廃棄がでます。

お店の方針にもよりますが、私のバイト先では自由に廃棄を食べたり持ち帰ることができました。

大学生だった私にとっては食費を抑えることができて有り難かったですし、毎回どんな廃棄がでるのか楽しみでもありました。

デメリット1.生活リズムが崩れる

最大のデメリットは「生活リズムが崩れる」ことです。深夜に働いて、朝寝る生活が続くと、体力的に辛くなり体調を崩すこともあります。案外、昼間に寝ようと思っても寝れないこともあります。

適度に休みをとって、自分の体調と相談しながら、シフトを決めるようにしましょう。

デメリット2.肌荒れや体重が増える

深夜の時間帯に働いて朝夜の生活が逆転すると、ホルモンバランスが崩れ「肌荒れ」が心配になります。

また、深夜バイトの時には廃棄の弁当などを食べる機会が増えるので、体重が増えたり食事のバランスが偏ります。

廃棄がもらえて有難いバイトですが、食事のバランスをよく考えるよう心がけましょう。

まとめ

深夜バイトの時間帯は、日中に比べて柄の悪いお客さんが多く安全面が心配のため、女性が働くにはおすすめできない環境にあると思います。

しかし、深夜の時間は時給も高く、作業自体も楽なので、魅力の高いシフトなのは間違いありません。

実際に私が働いていた期間には危ない経験をしたことはありませんでしたが、不安に思う人はやめておいたほうがいいかもしれません。

バイト先によっては、女性一人では働かせないところや、防犯対策を十分にしているところがあるため、深夜バイトを希望している方は面接で聞いてみましょう。

また、私が働いていた店長の教えですが、もし強盗がきてしまったら男性店員であっても迷わずにお金を差し出しましょう。

必要に絡まれる時には迷わず警察を呼びましょう。変に正義感を出す必要はありません。自分の命が第一です。

深夜バイトをする際には、十分に気をつけてくださいね。