コンビニバイトの取説

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【体験談】家庭教師バイトはコミュ障でもできるメリットがある

大学生になって初めてバイトを始めるという人は少なくありませんが、その中でもおすすめのバイトは非常に多く存在します。

時給が高いバイトを挙げれば、カラオケや居酒屋等が代表されますが、シフト制で時間に融通が効かないことが多いです。

時間の融通が利いて、かつコミュニケーション能力がなくてもできるバイトを挙げるならやはり家庭教師バイトでしょう。未経験者でも十分歓迎しているので、この記事では、体験談を元に家庭教師バイトについて詳しく紹介していきたいと思います。

家庭教師バイトの仕事内容【体験談】

家庭教師の仕事内容は、契約する家庭によって様々であり、学校の復習を担当することもあれば、受験に向けて勉強することもあります。

限定された科目を生徒に教える

家庭教師として働く場合は、塾講師のアルバイトと違って、特定の科目を生徒に教えるというのが一般的になってきます。

個人で行なっている家庭教師と大手や中小の家庭教師によってこの勤務形態は変わってきますが、基本的に全教科を教えることはありません。

個人契約の場合は、授業全てが自己管理になってくるので、カリキュラム等も自分で組むことが可能です。その代わり、テキスト等の用意は自分でしなければならないので、その分優遇していない部分もあります。

基本的には、個人契約の場合は、受験対策を行わず、既存のテキストを用いた復習をすることが多いので、学校の期末テストや実力テストなどの対策をすることが多いと言えるでしょう。

一方で、派遣管理の家庭教師に関しては、会社側が組んでいるカリキュラムに沿って指導をすることが多いです。そのため、独自のテキストを使用しないので、マニュアル通りに指導を行えば、基本的には問題ありません。

親と子供への気配り

家庭教師のバイトで最も重要になってくるのは、親と子供への気配りです。

確かに、成績を上げることを大前提としている場合、指導方法について考えなければなりません。しかし、小中高と学生という立場では、やはり成績以上に、メンタル面がまだ弱い部分もあるのです。

成績が伸びた時にはお互いに喜んで、落ち込んだ時は復習を欠かさず、時には励まして指導をすることが重要になってきます。

親への気配りに関しては、子供の成績の成長の過程をしっかり教えることが必要です。時間を作って、親と面談をするというのも一つの方法でしょう。

このように、家庭教師のバイトは、生徒の成績を上げることも確かに重要ですが、それ以上にメンタル面のケアも重要だということを念頭に置いておかなければなりません。

家庭教師バイトのメリット:コミュ障でもできる【体験談】

家庭教師のバイトは、他のバイトに比べると特殊なバイトということもあって、様々なメリットがあります。

コミュ障でもできる(コミュニケーション能力がなくてもできる)

家庭教師は「コミュ障・人見知りでもできるバイト10選」でも紹介しているようにコミュニケーション能力がなくてもできるバイトです。

その理由は、生徒との会話の9割が「勉強」についてだからです。せいぜい「こんにちは」や「今日はどうだった」などの挨拶は交わしますが、それ以上の会話は仕事の内容と一切関係ありません。

よって、家庭教師にずば抜けたコミュニケーション能力は求められないと言えます。

さらに言うと、生徒は学力アップのために来ています。そこで重要になるのがコミュニケーション能力ではなく、「教え方のうまさ」です。生徒がわかるように説明してあげることこそが最も必要な能力であり、コミュニケーション能力が二の次、三の次になります。

家庭教師は学校の先生ではないことを頭に入れておきましょう。

時間の調整がしやすい

家庭教師は、個人契約か派遣管理になってきますが、時間の調整がしやすいというのがメリットの一つとして挙げることができます。

バイトはシフト制が多いですが、家庭教師の場合は契約数によって時間が変動してくるので、自分のさじ加減でバイトの日数を決めることができます。

派遣会社に登録すれば、会社側から案件を紹介してくれることが多く、働きたい時に働けます。

大学生という立場では、遊びも確かに重要ですが、試験前になると勉強をしなければなりません。

固定でシフトを組んでいる場合は、テスト期間でさえもバイトにでなければならないということもありえます。

しかし、家庭教師のバイトに関しては、そういった時間の面でかなり融通が利くので、遊びの面でも、勉強の面でも両立することが可能です。

短期集中型で稼ぐことができる

家庭教師のバイトは、短期集中型で稼ぐことができるというバイトとしても有名です。

これは、家庭教師として働いている以上、金銭面でのメリットでは、最大のメリットといっても良いでしょう。

期間契約をする場合もありますが、授業単位で契約することもあります。期間契約の場合は、一定期間の雇用で働くことになるので、短期集中型で稼ぐことは難しいと言えるでしょう。

しかし、授業単位で契約した場合は、稼ぎたい時に授業を入れてそのぶん働いて稼ぐということも可能なのです。家庭教師の時給管理は契約方法によって様々ですが、授業一コマ辺りで時給設定されていることが多いです。

例えば、一つの授業2000円と設定されている場合は、契約する時間によって給料が変動してきます。

最短で一時間契約であり、授業内容や質によってその時給は変動してきます。

受験対策などで働く場合は、子供の将来を考えなければならないので、その分時給は高めに設定されていることでしょう。

将来性を考えることが可能

家庭教師のバイトは、他のバイトに比べると将来性を考えられるバイトといっても良いでしょう。

生徒を指導して、生徒の成績を上げるということを目標としている場合、自分の指導法によって生徒の成績が伸びるから否かが決まっているのです。

自分の指導によって生徒の成績が伸びた時は、この上ない喜びを感じることができますし、生徒と一緒にその喜びを分かち合うことができます。

仮にも、将来指導者になりたいと思っているのであれば、家庭教師は最適といっても良いでしょう。仮にも、指導者という夢ではなくても、他のバイトにでは感じることができないような特殊なな経験をすることが可能です。

家庭教師として働いてみるとわかりますが、様々な困難に衝突してしまうこともあります。

成績が上がらない時は、生徒と一緒に頭を抱えることになりますし、カリキュラムを変更する必要もあります。しかし、生徒と一緒に勉強することで、自分自身も成長させることができるのは、家庭教師ならではの体験と言えるでしょう。

家庭教師バイトに向かない人【体験談】

時間に融通が利く家庭教師でも、得手不得手があるので、時給が高いからといって、このバイトを選ぶのはリスキーな部分があります。

生徒と一緒に成長できない人

家庭教師のバイトは、やはり生徒と一緒に成長していくことが重要になってきます。

時には自分がわからない箇所を勉強することもあり、プライドが傷ついてしまうことがあります。そして、成績が上がらないと壁に衝突してしまうこともあり、メンタル面が非常に傷ついてしまうことがあります。

そういったメンタルが削られてすぐ落ち込んでしまう人にとっては、あまり向いていないといっても良いでしょう。

向上心がない人

家庭教師では、基本的向上心を中心として指導をすることが多いです。

自分自身に向上心がないと、生徒と向き合った時に、マニュアル通りの指導になってしまいます。確かに成績を上げることができても、それでは学校の指導となんら変わらないのです。

家庭教師は、マンツーマンで近くに先生がいるからこそ、学校では質問できないことを生徒が質問できるのです。そうやって成長していく中で、生徒も向上心を身につけていくのです。

しかし、向上心がなければ生徒自身も壁に衝突することも多いでしょうし、問題がわからないままないがしろにしてしまうことでしょう。

この記事のまとめ

家庭教師のバイトは様々な経験をすることができ、人間としても成長することができるバイトです。

成長した先には、将来が見えており、新しい人生を踏み出すきっかけになることもあります。それに、時給が高く高収入ということもあって、お金を使う大学生にとってはぴったりと言えるでしょう。

向いている人は

  1. 時間が自由で高収入のバイトを探している
  2. 将来を少しでも考えたい
  3. 誰かを指導することが好き

という人です。

様々な壁に直面したとしても、生徒と一緒に成長することができれば、必ず身につくものはあります。

これは、家庭教師ならではの体験でしょう。